アーティスト・パンダ先生の陶芸教室主宰・器レーベルP&A主宰

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東京の大井町にアトリエを構え、アーティストとして活動する傍ら、器レーベルや陶芸教室を主宰する。そんな彼のこれまでとこれからを語ってもらった。

陶芸との出会い

小さい頃から、飽き性で何かをずっと続けることができない子供でした。
ただ、レゴとかイラストとか無心になれて、人と比べるものではないことは自然と続けられていた子供だった気がします。
将来何になりたいとか、何がやりたいとか明確な夢はなかったけど、イラストやアニメもずっと好きだったので、なんとなく美大に進みたいなって。
そこで陶芸と出会って、手でつくる感覚だったり、土という素材を使って自由に形を作れることも魅力でした。それに、ろくろを使い回転に手を添えて
つくるという手法って、陶芸独自の原始的で自然な手法だと思っています。その魅力にはまってから今も続けています。

坂爪康太郎さん

影響を受けた物事

その時々で沢山の刺激を受けていますが、あえて挙げるとするならばドイツの陶芸家ハンス・コパーでしょうか。陶芸家というより彫刻家に近い感覚かもしれません。独特なのに生活に溶け込む形や、ものづくりをする上でのストイックな姿勢に影響を受けました。

東京で制作活動を続ける意味

今は仕事という考え方よりも、自分の好きな陶芸を通して社会とつながっているという意識が強いです。確かに、日本各地の土の産地で制作活動を行うことの方が効率的だし、集中してものづくりを行うことができると思います。
ただ、僕が制作する上で一番大事にしているのは、人との触れ合い。インスピレーションや刺激を受けることがものづくりをする上で重要だと考えています。 なので今は多様性(つながりやすさやアプローチ)のあるこの東京で制作活動をしています。ものづくりと並行して教室で教えることも、つくるという行為同様伝えることだと思っているので、ずっと続けていきたいと思っています。

これからも楽しみながらものづくりを行っていきたいし、教室に来ていただく皆さんにも自由に楽しくものづくりを行っていただきたいと思っています。

アーティスト、器レーベル、陶芸教室の先生という様々な顔を持つ坂爪さん。
そんな彼も、陶芸教室ではパンダ先生の名前で活動し、生徒さんから慕われています。話を伺っていると、全てにおいて、彼の「人」に対する考え方が大きく影響しているように感じられました。
様々な人から影響を受け、そして今度はパンダ先生が影響を与える側になる。 コミュニケーションの輪が、現在の坂爪さんの活動ベースにあるように感じられました。

もしかすると彼の様々な活動は、多い少ないではなく、必然として存在し、人との接点を紡ぐ重要な位置づけであり、それは仕事という観点では語れない。  それが彼の「人」活動の一環なのかもしれません。

ハンス・コパーを表現した「独特なのに生活に溶け込む形や、ものづくりをする上でのストイックな姿勢」という言葉を彼に当てはめると、しっかりと影響が出ていることを告げたくなりました。

坂爪康太郎(PANDA先生)
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁器専攻卒業。アーティスト活動としても活動しつつ2017年PANDA先生の陶芸教室をオープン。陶芸を通じて、多くの人が作ることや表現することを楽しめる場所作りを目指して活動中。
PANDA先生の陶芸教室  https://www.panda-sensei.com
P&A(器)          https://www.instagram.com/panda_ceramicware/

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